LAの5人組Wand。2年振り5作目となる最新作が凄いことになっているという前評判は本当だった。良質なサイケロック・バンドとしてマニアックな評価を得ていた彼らが、サイケロックから大きく踏み出して音楽的大冒険を敢行。クラウト・ロックやフォーク・ロックの要素を取り入れて到達した新たな地平。Pink Floydの「Dark Side Of The Moon」や、Radioheadの「OK Computer」のようにロック史を塗り替えたりはしない。それでも、何度もリピートしたくなる映画のような心地よい難易度を伴って、今作は向こう何年も語り継がれることになる。

Artist	Cave
Title	Laughing Matter
Label	Drag City
Catalog Number	DC744CS
Year	2019
Format	Cassette Tape
Condition	New
Genre	Indie Rock
	Psychedelic, Folk