率直で、素っ気なくて、敢えて検索され難くしているようなバンド名がいい。「ロックの復権」を密かに企んでそうな、主張するギター・サウンドがいい。PavementやGuided By Voices、さらにはMatador RecordsやMerge Records 周辺を彷彿とさせる、90年代オルタナティヴ・ロック直系の質感がいい。ポートランドを拠点に活動するGuitar。元々はSaia Kuliの宅録ソロ・プロジェクトとして始動し、この2ndアルバムから「バンド」としての立ち位置を確立。奇妙なコード進行と脱力したヴォーカルが同居するサウンドには、どこかアート・ロック的なセンスも滲む。「知る人ぞ知る」存在に留めておくには、あまりにも勿体ない。

Artist	Guitar
Title	We're Headed To The Lake
Label	Julia's War
Catalog Number	JWR090
Year	2025
Format	Cassette Tape
Condition	New
Genre	Indie Rock
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